「被リンクを無料で獲得したい」「自分でできる被リンク対策を知りたい」とお考えではありませんか?
被リンク(外部サイトから自社サイトへのリンク)は、検索順位を決定する重要な評価要素です。GoogleのJohn Mueller氏も「バックリンクは依然としてGoogleアルゴリズムの重要な部分である」と公式に発言しており、Ahrefsの調査では検索上位10位以内のページは平均して数百〜数千の被リンクを獲得しているというデータもあります。
しかし結論からお伝えすると、「誰でも無料で取得できる被リンク」の価値は年々低下しています。Googleのアルゴリズムは進化を続けており、質の低い被リンクや不自然なリンク構築はペナルティの対象となるリスクも。本記事では、自分でできる無料の被リンク獲得方法を網羅的に解説しつつ、本当に効果のある被リンク戦略についてもプロの視点からお伝えします。被リンク施策でお悩みの方は、まずは無料相談で貴社の状況に最適な戦略をご提案いたします。

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被リンクを獲得することで得られる3つのメリット
まず、なぜ被リンク獲得がSEOにおいて重要なのかを解説します。被リンクを獲得することで、以下3つのメリットが得られます。
| メリット | 効果 |
|---|---|
| 検索エンジンでの評価向上 | Googleからの信頼性が高まり、上位表示されやすくなる |
| ドメインパワーの強化 | サイト全体の権威性が向上し、新規記事も上位表示しやすくなる |
| リファラルトラフィックの獲得 | 被リンク元サイトからの直接流入が期待できる |
Googleは「PageRank」というアルゴリズムで、ページ間のリンクを「投票」と解釈しています。つまり、多くのサイトからリンクされているページは「信頼できる情報源」として高く評価される仕組みです。特にE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が重視される現在のSEOにおいて、良質な被リンクは「権威性」と「信頼性」を担保する重要な要素となっています。
無料だけど価値あり!自分でできる権威の高い被リンク戦略
まずは、無料かつ自社でコントロールできる被リンク獲得方法をご紹介します。これらは「誰でも登録できるサービス」とは異なり、自社の資産や活動を活用した正当な被リンクです。
SNSからの被リンク

X(旧Twitter)、Facebook、LinkedInなどのSNSプロフィールに自社サイトのURLを設置することで被リンクを獲得できます。SNSからの被リンクは多くが「nofollow」属性ですが、ブランド認知度の向上とサイテーション効果、間接的なトラフィック流入、Googleに「実在する企業・サービス」として認識されやすくなるといったメリットがあります。
特にLinkedInは企業の公式情報として認識されやすく、BtoB企業にとっては優先的に整備すべきプラットフォームです。
自社運営の別サイトからの被リンク
コーポレートサイト、サービスサイト、採用サイトなど、自社で運営する複数のサイト間でリンクを設置する方法です。ただし、注意点があります。過度な相互リンクはGoogleからスパム判定されるリスクがあり、関連性のないサイト間のリンクは効果が薄いです。「ユーザーの利便性向上」を目的としたリンク設計であれば、Googleガイドラインにも準拠した正当な被リンクとなります。
自社YouTubeや採用ページからの被リンク

YouTubeチャンネルの概要欄や動画説明欄に自社サイトのURLを記載することで、Googleが運営するプラットフォームからの被リンクを獲得できます。YouTubeはドメインパワーが非常に高く(DA95以上)、チャンネル概要欄、動画説明欄、終了画面・カードなどの設置箇所が有効です。採用ページ(Wantedly、Green等)も同様に、企業情報として自社サイトへのリンクを設置できます。
自社Googleビジネスプロフィールからの被リンク
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に自社サイトのURLを登録することで、Google公式サービスからの被リンクを獲得できます。MEO(ローカルSEO)対策としても重要であり、正式な会社名・住所・電話番号・営業時間・公式サイトURLを正確に登録しましょう。特にBtoB企業でもオフィス所在地の登録は信頼性向上につながります。
商工会議所などからのリンク
地域の商工会議所や業界団体に加入することで、会員企業一覧ページ等から被リンクを獲得できるケースがあります。これらのリンクには公的機関・業界団体からの信頼性(E-E-A-Tの「権威性」に貢献)、地域性・業界関連性の高いリンク、会員企業としての権威付けといった価値があります。年会費等のコストはかかりますが、被リンク以外にもビジネス上のメリットが多いため、検討価値はあります。
【結論】自分でできる無料系の被リンクの価値は減少中
ここまで「自分でできる被リンク獲得方法」をご紹介しましたが、正直にお伝えすると、これらの被リンクだけでSEO順位を大きく改善することは難しくなっています。
その理由は明確です。誰でも取得できるリンク=差別化要因にならないこと、Googleは「獲得難易度の高いリンク」をより評価する傾向があること、競合他社も同じ施策を実施していることが挙げられます。
Googleのジョン・ミューラー氏も「簡単に取得できるリンクよりも、コンテンツの質によって自然に獲得したリンクを評価する」と公式に発言しています。本当に効果のある被リンク戦略は、関連性の高いメディアや企業からの「獲得難易度の高いリンク」を計画的に構築することです。
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自分でできる無料の被リンクもらえるサイト【登録系】
ここからは、無料で登録することで被リンクを獲得できるサービスを紹介します。ただし、これらは「やらないよりはマシ」程度の効果であることを前提にご覧ください。各サービスのドメインパワー(DA/DR)も記載しているので、優先順位の参考にしてください。
| サービス名 (DA) | 被リンクの種別 | 被リンク獲得までの工数 | メリット (toB訴求) | デメリット (依頼への誘導) | 公式HP (URL) |
|---|---|---|---|---|---|
| はてなブックマーク | dofollow (期待) | 極低 (ブックマーク登録のみ) | 権威性の高い良質な拡散を狙える。Web担当者層への露出増。 | 継続的な被リンク効果は**投稿内容の質**に依存。 | https://b.hatena.ne.jp/ |
| Tumblr | nofollow (多数) | 低 (アカウント作成・投稿) | 巨大ドメインからの参照トラフィック(流入)が見込める。 | 多くの被リンクが`nofollow`のため、SEO直接効果は限定的。 | https://www.tumblr.com/ |
| Linktree | nofollow (多い) | 極低 (リンク設置のみ) | 複数の重要リンクを高DAサイトに集約。導線整理に便利。 | `nofollow`が多く、SEOの直接的な評価向上には繋がりにくい。 | https://linktr.ee/ |
| note | dofollow (期待) | 中 (記事執筆/転載) | 企業アカウントとしての権威性を高めやすい。専門知識の発信に最適。 | 記事の執筆・継続的な運用に**リソース(工数)が必要**。 | https://note.com/ |
| にほんブログ村 | dofollow (期待) | 低 (登録・バナー設置) | 同一カテゴリからのアクセスが見込める。ニッチな層への訴求に有効。 | 1本あたりのリンクパワーは多数のサイトに分散し、弱め。 | https://www.blogmura.com/ |
| 人気ブログランキング | dofollow (期待) | 低 (登録・バナー設置) | ランキング上位でアクセス・露出増加。即効性が期待できる。 | バナークリックで**ランキングサイトへ移動**し、サイトの滞在時間が減る可能性。 | https://blog.with2.net/ |
| Ameba Ownd | dofollow (期待) | 中 (Webサイト作成が必要) | 高DAの無料CMSで**独立したサイト**を構築できる。 | デザインや機能の**カスタマイズ性**に限界がある。 | https://www.amebaownd.com/ |
| dofollow (期待) | 中 (質の高い画像制作が必要) | 画像コンテンツが拡散し、二次的なトラフィックが見込める。 | **視覚的魅力**が必須で、画像制作に**リソースが必要**。 | https://www.pinterest.jp/ | |
| Wantedly | dofollow (期待) | 中 (企業・募集ページ作成) | 採用やブランディングを兼ねて被リンクを獲得できる。 | **採用目的**がメインのため、汎用的なコンテンツ発信には不向き。 | https://www.wantedly.com/ |
| NewsPicks | nofollow (多い) | 極低 (コメント・登録) | ビジネス層への露出が高く、認知拡大に貢献する。 | **被リンク目的での活用は難しい**。多くが`nofollow`。 | https://newspicks.com/ |
| Lit.Link | nofollow (多い) | 極低 (リンク設置のみ) | SNSプロフィールのリンク集約に便利。デザイン性に優れる。 | `nofollow`が多く、SEOの直接的な効果は限定的。 | https://lit.link/ |
| ブログサークル | dofollow (期待) | 低 (登録・記事投稿) | ブログ仲間との交流を通じた相互作用で被リンク機会が増える。 | ドメインパワーが低く、SEO効果は限定的。 | https://blog-circle.jp/ |
はてなブックマーク|DA96

| 項目 | はてなブックマーク |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 96 |
| 被リンクの種別 | dofollow (期待) |
| 被リンク獲得までの工数 | 極低 (ブックマーク登録のみ) |
| メリット (toB訴求) | 権威性の高い良質な拡散。Web担当者層への露出増。 |
| デメリット (依頼への誘導) | 継続的な被リンク効果は投稿内容の質に依存。 |
| 公式HP (URL) | https://b.hatena.ne.jp/ |
はてなブックマークは、日本最大級のソーシャルブックマークサービスです。登録者数は1,000万人以上を誇り、自社の記事やページをブックマークすることで被リンクを獲得できます。ドメインパワー(DA)は約96と非常に高いですが、リンクは基本的に「nofollow」属性です。ただし、多くのブックマークを獲得すると「新着エントリー」に掲載され、トラフィック増加が期待できます。
Tumblr(タンブラー)|DA94

| 項目 | Tumblr(タンブラー) |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 94 |
| 被リンクの種別 | nofollow (多数) |
| 被リンク獲得までの工数 | 低 (アカウント作成・投稿) |
| メリット (toB訴求) | 巨大ドメインからの参照トラフィック(流入)が見込める。 |
| デメリット (依頼への誘導) | 多くの被リンクが`nofollow`のため、SEO直接効果は限定的。 |
| 公式HP (URL) | https://www.tumblr.com/ |
Tumblrは、ブログとSNSを融合させたプラットフォームです。無料でブログを開設し、記事内に自社サイトへのリンクを設置できます。全世界で2億人以上の登録者がおり、DAも約94と高水準です。ただし、日本国内でのユーザー数は限定的なため、国内向けBtoBビジネスでの効果は限定的です。
Linktree(リンクツリー)|DA93

| 項目 | Linktree(リンクツリー) |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 93 |
| 被リンクの種別 | nofollow (多い) |
| 被リンク獲得までの工数 | 極低 (リンク設置のみ) |
| メリット (toB訴求) | 複数の重要リンクを高DAサイトに集約。導線整理に便利。 |
| デメリット (依頼への誘導) | `nofollow`が多く、SEOの直接的な評価向上には繋がりにくい。 |
| 公式HP (URL) | https://linktr.ee/ |
Linktreeは、複数のリンクを1つのページにまとめられるサービスです。SNSのプロフィールに設置するリンク集として利用されています。DAは約93と高いですが、日本語非対応のため注意が必要です。自社サイトのURLを登録することで被リンクを獲得できますが、SEO効果よりもSNSからの導線整備として活用するのが適切です。
にほんブログ村|DA91
| 項目 | にほんブログ村 |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 91 |
| 被リンクの種別 | dofollow (期待) |
| 被リンク獲得までの工数 | 低 (登録・バナー設置) |
| メリット (toB訴求) | 同一カテゴリからのアクセスが見込める。ニッチな層への訴求に有効。 |
| デメリット (依頼への誘導) | 1本あたりのリンクパワーは多数のサイトに分散し、弱め。 |
| 公式HP (URL) | https://www.blogmura.com/ |
にほんブログ村は、日本最大級のブログランキングサイトです。総登録者数は100万人を超え、ブログを登録することでカテゴリページから被リンクを獲得できます。DAは約91程度ですが、BtoB企業のコーポレートサイトには不向きです。オウンドメディアやブログを運営している場合は検討の余地があります。
note(ノート)|DA91

| 項目 | note(ノート) |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 91 |
| 被リンクの種別 | dofollow (期待) |
| 被リンク獲得までの工数 | 中 (記事執筆/転載) |
| メリット (toB訴求) | 企業アカウントとしての権威性を高めやすい。専門知識の発信に最適。 |
| デメリット (依頼への誘導) | 記事の執筆・継続的な運用に**リソース(工数)が必要**。 |
| 公式HP (URL) | https://note.com/ |
noteは、クリエイターが文章や画像を投稿できるプラットフォームです。会員数は500万人を超え、記事内に自社サイトへのリンクを設置できます。DAは約91と高く、企業の採用広報・代表者のブランディング、サービス紹介記事・事例紹介、業界知見の発信などの用途で活用されています。注意点:プロフィールに貼り付けたURLにはnofollow属性がつきます。dofollow効果を得るには、投稿記事の本文中にURLを設置する必要があります。
人気ブログランキング|DA91

| 項目 | 人気ブログランキング |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 91 |
| 被リンクの種別 | dofollow (期待) |
| 被リンク獲得までの工数 | 低 (登録・バナー設置) |
| メリット (toB訴求) | ランキング上位でアクセス・露出増加。即効性が期待できる。 |
| デメリット (依頼への誘導) | バナークリックで**ランキングサイトへ移動**し、サイトの滞在時間が減る可能性。 |
| 公式HP (URL) | https://blog.with2.net/ |
人気ブログランキングは、登録ブログ数80万件以上、カテゴリ数4,800を誇る日本最大級のブログランキングサイトです。DAは約91。ただし、ユーザー層は個人ブロガーが中心であり、BtoB企業が積極的に活用するメリットは少ないです。
Ameba Ownd(アメーバオウンド)|DA90

| 項目 | Ameba Ownd(アメーバオウンド) |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 90 |
| 被リンクの種別 | dofollow (期待) |
| 被リンク獲得までの工数 | 中 (Webサイト作成が必要) |
| メリット (toB訴求) | 高DAの無料CMSで**独立したサイト**を構築できる。 |
| デメリット (依頼への誘導) | デザインや機能の**カスタマイズ性**に限界がある。 |
| 公式HP (URL) | https://www.amebaownd.com/ |
Ameba Owndは、サイバーエージェントが運営する無料のウェブサイト作成サービスです。利用者数は100万人を超え、簡単にホームページを作成して自社サイトへのリンクを設置できます。DAは約90と高水準ですが、サブドメイン形式のため、効果は限定的です。
Pinterest(ピンタレスト)|DA89

| 項目 | Pinterest(ピンタレスト) |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 89 |
| 被リンクの種別 | dofollow (期待) |
| 被リンク獲得までの工数 | 中 (質の高い画像制作が必要) |
| メリット (toB訴求) | 画像コンテンツが拡散し、二次的なトラフィックが見込める。 |
| デメリット (依頼への誘導) | **視覚的魅力**が必須で、画像制作に**リソースが必要**。 |
| 公式HP (URL) | https://www.pinterest.jp/ |
Pinterestは、画像をブックマークして共有するSNSです。全世界で4億人以上の登録者がおり、自社サイトの画像を「ピン」することで、リンク付きで保存されます。DAは約89以上と高く、画像検索からの流入も期待できます。EC・アパレル・インテリア系ビジネスとの相性が良いプラットフォームです。
Wantedly(ウォンテッドリー)|DA85

| 項目 | Wantedly(ウォンテッドリー) |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 85 |
| 被リンクの種別 | dofollow (期待) |
| 被リンク獲得までの工数 | 中 (企業・募集ページ作成) |
| メリット (toB訴求) | 採用やブランディングを兼ねて被リンクを獲得できる。 |
| デメリット (依頼への誘導) | **採用目的**がメインのため、汎用的なコンテンツ発信には不向き。 |
| 公式HP (URL) | https://www.wantedly.com/ |
Wantedlyは、採用・求人に特化したビジネスSNSです。350万人以上のユーザー、37,000社以上の企業が利用しており、企業ページを作成して会社情報欄に自社サイトのURLを登録できます。DAは約85程度で、採用目的の企業情報として認識される、ストーリー機能で情報発信が可能、BtoB企業との親和性が高いといったメリットがあります。
Lit.Link(リットリンク)|DA84

| 項目 | Lit.Link(リットリンク) |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 84 |
| 被リンクの種別 | nofollow (多い) |
| 被リンク獲得までの工数 | 極低 (リンク設置のみ) |
| メリット (toB訴求) | SNSプロフィールのリンク集約に便利。デザイン性に優れる。 |
| デメリット (依頼への誘導) | `nofollow`が多く、SEOの直接的な効果は限定的。 |
| 公式HP (URL) | https://lit.link/ |
Lit.Linkは、Linktreeの日本版ともいえるリンク集作成サービスです。利用者数は50万人を超え、複数のSNSやウェブサイトへのリンクを1ページにまとめられます。日本企業が運営しており、日本語対応・日本人ユーザーが多い点が特徴です。
ブログサークル|DA70

| 項目 | ブログサークル |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 70 |
| 被リンクの種別 | dofollow (期待) |
| 被リンク獲得までの工数 | 低 (登録・記事投稿) |
| メリット (toB訴求) | ブログ仲間との交流を通じた相互作用で被リンク機会が増える。 |
| デメリット (依頼への誘導) | ドメインパワーが低く、SEO効果は限定的。 |
| 公式HP (URL) | https://blog-circle.jp/ |
ブログサークルは、ブロガー同士が交流できるコミュニティサービスです。ブログを登録することでプロフィールページから被リンクを獲得でき、登録すると「あなたのブログを拡散してくれるサービス」も提供しています。ただし、ユーザー層は個人ブロガーが中心であり、企業サイトの登録は少数派です。
NewsPicks(ニュースピックス)|DA80

| 項目 | NewsPicks(ニュースピックス) |
|---|---|
| ドメインパワー (DA) | 80 |
| 被リンクの種別 | nofollow (多い) |
| 被リンク獲得までの工数 | 極低 (コメント・登録) |
| メリット (toB訴求) | ビジネス層への露出が高く、認知拡大に貢献する。 |
| デメリット (依頼への誘導) | **被リンク目的での活用は難しい**。多くが`nofollow`。 |
| 公式HP (URL) | https://newspicks.com/ |
NewsPicksは、経済ニュースに特化したソーシャルメディアです。記事をピック(保存)することで、コメントとともにリンクが共有されます。ビジネスパーソン向けのプラットフォームであり、BtoB企業のブランディングには有効です。ただし、被リンク効果は限定的です。
自分でできる無料の被リンク獲得方法【申請系】
登録系とは異なり、申請・審査を経て被リンクを獲得できる方法です。難易度は上がりますが、その分リンクの価値も高い傾向があります。
政府系サイトからの被リンク
政府機関や自治体のウェブサイト(.go.jp、.lg.jp等)からの被リンクは、最も価値の高い被リンクの一つとされています。Googleは公的機関の情報を上位に表示する傾向が非常に強いです。なぜなら、Googleにとって間違った情報を上位表示することは最大の企業リスクとなるからです。
| 獲得方法 | 難易度 | 具体例 |
|---|---|---|
| 補助金・助成金の採択 | 高 | 採択企業一覧への掲載 |
| 自治体との連携事業 | 中〜高 | 協定締結・事例紹介 |
| 統計データの引用元 | 中 | 調査レポート等への掲載 |
| 各種届出・認定取得 | 中 | 認定事業者一覧への掲載 |
ハードルは高いですが、一度獲得できれば長期的なSEO効果が期待できます。
協賛系サイトからのリンク
業界イベント、カンファレンス、地域活動などに協賛することで、協賛企業一覧ページから被リンクを獲得できます。業界カンファレンス・セミナー、スポーツチーム・イベント、NPO・社会貢献活動などが対象となります。費用はかかりますが、ブランディング効果との相乗効果が期待できます。
自分でできる価値ある被リンクの見分け方
すべての被リンクが同じ価値を持つわけではありません。SEO効果の高い「価値ある被リンク」の見分け方を解説します。
dofollowの被リンク
被リンクには「dofollow」と「nofollow」の2種類があります。
| 属性 | SEO効果 | 特徴 |
|---|---|---|
| dofollow | あり | リンクジュース(評価)が受け渡される |
| nofollow | 限定的 | 評価の受け渡しがブロックされる |
SEO効果を期待するなら「dofollow」の被リンクを優先的に獲得する必要があります。ただし、nofollowリンクもトラフィック流入やブランド認知には貢献するため、全く無意味というわけではありません。
関連性の高いサイトからの被リンク
Googleは「関連性」を重視しています。自社のビジネス領域と関連性の高いサイトからの被リンクほど、高く評価される傾向があります。例えば、IT企業であればIT系メディア・ニュースサイト、業界専門メディア、取引先・パートナー企業のサイトからの被リンクが効果的です。関連性のない大量のリンクよりも、関連性の高い少数のリンクの方がSEO効果は高いです。
ドメインパワー/権威性の高いサイトからの被リンク
ドメインパワー(DA/DR)が高いサイトからの被リンクは、より大きなSEO効果をもたらします。
| DA/DR | サイト例 | 被リンク獲得難易度 |
|---|---|---|
| 80以上 | 大手メディア、政府系サイト | 非常に高い |
| 50〜79 | 業界メディア、上場企業サイト | 高い |
| 30〜49 | 中堅企業サイト、専門ブログ | 中程度 |
| 30未満 | 個人ブログ、新規サイト | 低い |
DA/DRが高いサイトからの被リンクほど獲得難易度も上がるため、戦略的なアプローチが必要です。
セッションの多いサイト/記事からの被リンク
実際にトラフィック(アクセス)のあるサイトやページからの被リンクは、より価値が高いとされています。リファラルトラフィック(参照流入)が期待できること、「実際に読まれているページ」からのリンクは自然と判断されやすいこと、ダミーサイトや低品質サイトとの差別化ができることがその理由です。被リンク元のトラフィック状況は、Ahrefsなどのツールで確認できます。

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自分で・無料で安く被リンクを集めようとしている方へ
ここまで無料の被リンク獲得方法を解説してきましたが、注意すべき重要なポイントをお伝えします。
誰でも取得できるリンクに価値はなくなりつつある
Googleのアルゴリズムは年々進化しています。「誰でも簡単に取得できるリンク」は、もはやランキング要因としての価値がほぼないと考えるべきです。Googleが評価するのは、コンテンツの価値によって自然に獲得したリンク、関連性の高いサイトからのリンク、獲得難易度の高いリンクです。無料登録系の被リンクは「やらないよりはマシ」程度に考えましょう。
被リンク100個〇円のような商品はGoogle規約違反なので絶対NG
「被リンク100本1万円」「格安で被リンク獲得」といったサービスは、Googleのウェブマスターガイドライン違反です。リンクの売買は明確に禁止されており、発覚した場合は検索順位の大幅な低下、インデックスからの削除、ドメイン評価の回復に数年単位の時間が必要といったペナルティを受ける可能性があります。短期的な効果を求めて長期的なリスクを負うのは、ビジネスとして賢明ではありません。
関連性の低い/質の低いサイトからのリンクは逆効果の可能性あり
関連性のないサイトや、スパム的なサイトからの被リンクは、SEO効果がないどころかマイナス評価につながる可能性があります。特に注意すべきサイトの特徴として、コンテンツがほぼない「リンクファーム」、自社ビジネスと全く関連のないジャンル、海外の怪しいサイト、過去にペナルティを受けたサイトが挙げられます。不審な被リンクを発見した場合は、Google Search Consoleの「リンク否認ツール」で否認することも検討しましょう。
企業がお金を払ってでも被リンク営業をプロに依頼する理由
ここまで読んで「結局、無料で効果的な被リンクを獲得するのは難しいのでは?」と感じた方も多いでしょう。その通りです。だからこそ、多くの企業がプロに依頼しています。
【事例】Canvaは被リンク営業で年間2.7億の流入を獲得
デザインツール「Canva」は、被リンク営業を5年以上継続し、10万以上のドメインから420万以上の被リンクを獲得。その結果、オーガニックトラフィックだけで年間2.7億以上の訪問者を集めています。Canvaは2016年に「アウトリーチスペシャリスト」という被リンク営業専門のチームを設置。関連性の高いブログやジャーナリストを探し、メールでリンク掲載依頼を行う活動を組織的に実施しています。このように、被リンク獲得は「片手間」ではなく、専門チームによる継続的な活動が成果につながるのです。
自分でできる(誰でもできるリンク)に価値がなくなった
繰り返しになりますが、誰でも取得できる被リンクには、もはや競争優位性がありません。競合他社も同じ施策を実施しているため、差別化要因にならないのです。SEOで成果を出すためには、競合が獲得できていない「質の高い被リンク」を戦略的に構築する必要があります。これには専門的な知識、業界ネットワーク、そして相応の工数が必要です。
素人が行うとGoogleペナルティをもらう可能性あり
被リンク施策は、やり方を間違えるとGoogleペナルティのリスクがあります。特に危険な行為として、不自然な速度での被リンク増加、アンカーテキストの過度な最適化、相互リンクの乱用(不自然に一気に相互リンクを増やす行為)、PBN(プライベートブログネットワーク)の利用が挙げられます。専門家であれば、Googleガイドラインに準拠した「ホワイトハット」な手法で被リンクを構築できます。
被リンクは資産になるため投資対効果が高い
良質な被リンクは「デジタル資産」です。一度獲得すれば、長期間にわたってSEO効果を発揮し続けます。
| 施策 | 効果の持続期間 | 投資対効果 |
|---|---|---|
| リスティング広告 | 出稿期間のみ | 短期的 |
| 被リンク構築 | 数年〜半永久的 | 長期的に高い |
初期投資は必要ですが、中長期で見ると最もコストパフォーマンスの高い施策の一つです。
LLMO対策に被リンクが効果的
近年注目されているのが「LLMO(Large Language Model Optimization)」、つまりAI検索への最適化です。ChatGPTやGemini、PerplexityなどのAI検索では、信頼性の高い情報源が優先的に引用されます。被リンクが多く、権威性の高いサイトは、AIからも「信頼できる情報源」として認識されやすくなります。従来のSEOだけでなく、AI時代のマーケティングにおいても被リンクは重要な要素です。
無料/自分でできる被リンク手法に関するよくある質問
被リンクに関してよく寄せられる質問にお答えします。
- 無料の被リンクチェックツールはありますか?
-
はい、以下の無料ツールで被リンクをチェックできます。Google Search Consoleは自社サイトへの被リンクを確認でき最も正確です。Ahrefs Backlink Checkerは無料版で上位100件まで確認可能。Ubersuggestは制限付きで被リンク確認可能。hanasakigani.jpは日本語対応の無料チェックツールです。詳細な分析や競合比較には有料ツール(Ahrefs、Moz等)の利用をおすすめします。
- 逆SEO/被リンク販売は違法ですか?
-
法律上の「違法」ではありませんが、Googleのガイドライン違反です。発覚した場合はペナルティを受け、検索順位が大幅に低下するリスクがあります。また、競合他社への妨害目的の「逆SEO」は、威力業務妨害等の法的リスクを伴う可能性があります。
- 被リンクを獲得する方法は?
-
主な被リンク獲得方法として、質の高いコンテンツによる自然獲得、プレスリリース配信、メディアへの寄稿・取材対応、業界パートナーとの相互リンク、リンク切れリプレイス提案、インフォグラフィック・調査データの公開が挙げられます。効果的な方法は業界やサイト状況によって異なるため、専門家への相談をおすすめします。
- 被リンクの効果が出るまでどのくらいかかりますか?
-
一般的に、被リンク獲得から効果が現れるまで1〜3ヶ月程度かかります。Googleがリンクを検出し、評価に反映するまでにタイムラグがあるためです。ただし、権威性の高いサイトからのリンクは比較的早く効果が現れる傾向があります。
- 被リンクの効果が出るまでどのくらいかかりますか?
-
いいえ、被リンクは2025年現在も重要なランキング要因です。「被リンクは意味ない」という意見は、低品質な被リンクを大量に集めても効果がない(これは正しい)という事実を、被リンク自体に意味がない(これは誤り)と混同しているケースが多いです。質の高い被リンクは、依然としてSEOに大きな効果をもたらします。
- SEO対策で被リンクは意味ない?
-
いいえ、被リンクは2025年現在も重要なランキング要因です。「被リンクは意味ない」という意見は、低品質な被リンクを大量に集めても効果がない(これは正しい)という事実を、被リンク自体に意味がない(これは誤り)と混同しているケースが多いです。質の高い被リンクは、依然としてSEOに大きな効果をもたらします。
- 政府系被リンクの効果はある?
-
はい、政府系サイト(.go.jp等)からの被リンクは非常に高い効果があります。政府機関は最高レベルの権威性を持つため、そこからのリンクはGoogleから高く評価されます。ただし、獲得難易度も最高レベルです。補助金採択や自治体連携などの実績が必要になるケースが多いです。
- 有料登録の被リンクは価値ある?
-
ケースバイケースです。業界団体、商工会議所、信頼性の高いディレクトリからの被リンクは価値ありです。一方、誰でも登録できる有料ディレクトリやリンク販売サービスは価値なしです。「費用を払えば誰でもリンクがもらえる」サービスは、効果がないか逆効果の可能性があります。
- 効果的な被リンクの張り方は?
-
効果的な被リンクの特徴として、アンカーテキストは自然な文脈で適度にキーワードを含むこと、設置位置はコンテンツ本文内(フッターやサイドバーより効果的)、周辺コンテンツはリンク前後の文脈に関連性があることが挙げられます。不自然なアンカーテキストの繰り返しは、スパム判定のリスクがあります。
- 被リンクの相場はいくらですか?
-
被リンク獲得代行サービスの相場は以下の通りです。
サービス形態 費用相場(月額) 被リンク営業代行 10万円〜50万円 コンテンツ制作込み 30万円〜100万円 成果報酬型 1リンクあたり1万円〜10万円 費用は依頼内容や対象サイトの状況によって大きく異なります。まずは無料相談で見積もりを取得することをおすすめします。
無料で自分でできる被リンク獲得方法まとめ
本記事では、自分でできる無料の被リンク獲得方法を網羅的に解説しました。改めてポイントを整理します。
- SNS、YouTube、Googleビジネスプロフィールなど自社資産を活用した被リンクは一定の価値がある
- 無料登録系サービスからの被リンクは「やらないよりはマシ」程度
- 誰でも取得できるリンクの価値は年々低下している
- 被リンク売買などのブラックハット手法は絶対にNG
- 本当に効果のある被リンクは「獲得難易度の高いリンク」
- Canvaのように専門チームによる継続的な被リンク営業が成果につながる
結論として、無料の被リンク施策だけでSEOで大きな成果を出すことは、現在のGoogleアルゴリズムでは困難です。競合と差をつけるためには、関連性・権威性の高いサイトからの被リンクを戦略的に獲得する必要があります。これには専門的な知識、業界ネットワーク、そして相応の工数が必要です。
「自社で取り組むべきか、外注すべきか」「どの手法が自社に最適か」といった疑問も、無料相談で貴社の状況を診断しながら明確にいたします。まずはお気軽にご相談ください。被リンク施策を成功させ、検索順位の向上と安定したオーガニック流入を実現しましょう。

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